みなし残業とは

By | 2016年2月11日

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最近では業種を問わずに、みなし残業を採用している企業が多くなってきました。

みなし残業というのは、実際の労働時間の長短にかかわらず、予め定められている時間分の残業代を基本給に含めておくという制度になっています。

含める残業時間に関しては企業によって異なりますが、20時間~30時間程度の残業時間を含めている企業が多いです。

これは日本の企業が「労働時間」に対して報酬を支払うのではなく「成果」に対して報酬を支払うという考えが定着してきたからだと思われます。

みなし残業という制度は、企業側にとっても労働者側にとってもメリットがあるとされていますが、実際には労働者側のデメリットが多いということから各地でトラブルが起こっています。

よくあるトラブルとしては、みなし労働時間制を採用している会社が労働者の労働時間管理をしないというものがあります。

みなし労働時間制というのは、通常の残業代を「みなし扱いする」という制度になっていますので、深夜労働手当てや休日出勤手当てについては、別口の賃金が発生するということになります。

しかし、これらのトラブルが起こりやすい企業では、全ての時間外労働を「みなし労働時間」だと判断してしまし、実際の労働時間と賃金の間に大きな乖離が起こってしまうことからトラブルに発展してしまうというものです。

また他にも、みなし労働時間制を採用している企業に多いのが、「みなし労働時間を超えた残業代について支払われない」というものになります。

当然のことながら、みなし労働時間制にも制限があり、1ヶ月間で何時間分のみなし労働時間なのかということが企業によって明確にされていますので、その時間を超えた残業時間に関しては残業代が発生するということになります。

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